初心者必見！富士登山には足首、お尻、太もものトレーニングが効果的◎

 

初めて富士山登山をするなら特に事前準備に時間をかけましょう！

 

それが、疲労感が少なく、ケガもなく、高山病にならない登山に繋がります。

 

・富士山はどのくらい登るの？

・富士山登山はどこの筋肉を使うの？

・富士山登山にはどんなトレーニングが効果的なの？

・富士山の頂上に行ったらどんな景色が見られるの？

・富士山下山したらするべきこととは？

 

 

 

◆富士山はどのくらい登るの？

 

富士山は、日本一高い山で有名ですね。

 

富士山の標高は、3776ｍです。

 

ちなみに634ｍのスカイツリーが約6本分の高さです。

 

高尾山は599ｍ。

筑波山は877ｍ。

大岳山は、1266ｍ。

御嶽山は、3067ｍ。

 

富士山がいかに高いかがよくわかりますね。

 

よく『日本人なら一回は富士山に登った方がいいよ！』と言われますが、私も登っておいたほうがいいと思っています。

 

日本一高い富士山なので、頂上に立ったときになぜか大きな達成感があるんです。

 

オリンピックでは日本代表にはなれなかったけど、日本一高い所にいる。

 

空に一番近い場所なので、すべてを上から見下ろすことができる。

 

雲よりもずっと高い場所なので、空気が汚れていなくてキレイ。

 

そんな富士山ですが、どのくらい登るんですか？ってよく聞かれます。

 

スタート地点をどこにするのかでも変わりますが、ほとんどの方は、五合目から上り始めます。

 

だいたい標高が2000ｍくらい。

 

なので、標高でいうと1700ｍくらいしか登らないんです。

 

バスで半分登ってしまっているので初めての登山でも十分に登れてしまう高さです。

 

『なんだ、そんなもんなんだ。』

 

って思われる方もいますが、富士山は普通の山とは違うということを覚えておきましょう。

 

標高2500ｍくらいになると森林限界といって、森林や生物が生息しにくい過酷な環境に入ります。

 

気温が急に低くなったり、空気が乾燥してきたり、酸素が薄くなってきたりもします。

 

数年前に登ったときは、5回6回富士山にチャレンジしている友人が五合目を出て10分ほどで高山病を訴えはじめました。

 

慣れていても簡単には登れない山ですが、しっかり準備をしておけば簡単に登ることも可能になります。

 

 

 

◆富士山登山はどこの筋肉を使うの？

 

富士山登山に限らず、山を登るには、足関節と膝関節、股関節を主に使います。

 

よく疲労しやすい筋肉は、つま先を伸ばすときに使う腓腹筋、ヒラメ筋、膝を伸ばすときに使う大腿四頭筋、股関節を伸ばすときに使う殿筋。

 

筋力に自信がある人でも長時間の登山や低酸素状態だと筋肉が悲鳴を上げてパンパンになってしまったり、つってしまったりします。

 

登山当日だけならいいですが、準備不足だと翌日に激しい筋肉痛で起き上がれない、歩けないという状況になってしまうこともあります。

 

翌々日、一週間まで長引いたという人もいました。

 

激しい筋肉痛だけではなく、階段の昇り降りが辛くてたまらない、家事育児に影響が出てしまうということにならないように体の準備は必ずしておきましょう。

 

 

 

◆富士山登山にはどんなトレーニングが効果的なの？

 

富士山登山には、まず先ほどお伝えした筋肉をトレーニングしておきましょう。

 

つま先を伸ばすときに使う腓腹筋、ヒラメ筋を鍛えるのは、カーフレイズ。

 

踵を上げたり下げたりする運動を行うことでふくらはぎが鍛えられます。

 

登山ブーツを履いて足首を固定していても踏み込むときにふくらはぎに力が入るのでトレーニングをしておきましょう。

 

膝を伸ばすときに使う大腿四頭筋は、レッグエクステンション。

 

椅子に座った状態で膝を曲げ伸ばし運動を行うことで太ももを鍛えることができます。

 

体を支える太く大事な筋肉なので普段運動しない人は積極的にトレーニングしたい部位です。

 

太ももをトレーニングしておくことで体力が限界に近づいてくると膝がガクガク震えたりする現象を抑えることができます。

 

股関節を伸ばすときに使う殿筋は、スクワット。

 

つま先よりも膝が前に出ないように、お尻のパンツを伸ばすようにスクワット運動することで殿筋を鍛えることができます。

 

地面を蹴って前に進むためにはお尻の筋肉が必要です。

 

お尻をトレーニングすることで登山中、腰が痛くなったり立っているのが辛くなったりを防ぐことができます。

 

見た目にもお尻を小さく見せることができたり、ヒップアップ効果が期待できるので、富士山登山をしない場合でもスクワット運動をしてあげましょう。

 

寒い環境での体の冷えやむくみにも関わってきます。

 

 

 

◆富士山の頂上に行ったらどんな景色が見られるの？

 

富士山の頂上には、日本一の山を制覇した人しか見れない貴重な景色が広がっています。

 

私は、初めての富士山登山の前にGoogleで検索して『こんな景色が見れるのかぁ♪』なんて心を躍らせていた記憶があります。

 

今は便利でいくらでも写真を見ることができます。

 

ですが、伝わらないものがどうしてもあるんです。

 

写真を後で見返したときに、なんだか迫力がないな、臨場感がないなと感じてしまいます。

 

写真では表すことができない青いグラデーションの空。

 

暗闇が徐々にオレンジ色に明るくなっていく御来光。

 

活火山富士山の赤い土、黒い溶岩。

 

ぜひ、生で見ていただきたいです。

 

 

↑富士山頂上　雲の上から御来光（日の出）

 

↑富士山山頂にある浅間大社奥宮

お守り、御朱印は貴重です

 

 

 

 

◆富士山下山したらするべきこととは？

 

富士山を五合目まで下山したらまずは、靴を脱いで脚の指先まで血流を流してあげましょう。

 

今まで登山ブーツで指先が圧迫されて血流が妨げられていたのを解放することでスッキリ感を味わうことができます。

 

あと、ストレッチは忘れずに！

 

ほとんどの人がアルコール飲酒したり、すぐに寝てしまったりします。

 

飲みたい気持ち、疲れて寝たい気持ちもわかりますが、まずはストレッチで緊張して硬くなった筋肉をほぐしましょう。

 

そして、栄養補給も忘れずに！

 

特にタンパク質。

 

筋肉や骨、血液、血管、骨、ホルモンなどを作る材料になるタンパク質ですが、筋肉痛を回復させてくれたり、帰りの体力を回復させてくれたりもします。

 

プロテインも効果的ですが、富士山麓のお蕎麦屋さん、うどん屋さんでタンパク質が多く摂れるメニューを選択することもいいですね。

 

栄養補給も富士山を楽しみましょう。

 

 

 

 

初心者の富士登山には不安がいっぱいだと思います。

 

私も不安だらけでした。

 

酸素は薄いし、真夏だけど森林がないので日蔭で休むこともできないし、気温は0℃いかないときもあるし。

 

でも、とりあえず、足首、お尻、太もものトレーニングを行っておくことでこれだけ準備したから大丈夫って安心感が出てきます。

 

絶対に頂上まで登れるって。

 

なので、初心者の富士山登山はいきなり登るのではなく、事前にトレーニングして体の準備をして、道具の準備をして、それから迎えるようにしていきましょう。

 

もし、トレーニングのことでわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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