夏は要注意！！熱中症かもと思ったらマスクを外して水分補給！！

 

こんにちは。

埼玉県川口市にある加圧トレーニング専門パーソナルトレーニングジムです。

 

夏は要注意が必要です！！

 

『熱中症』

 

新型コロナばかり気を付けて、熱中症は気を付けていない。

 

なんてことにならないように自分の健康は自分で守りましょう。

 

 

 

このブログに書かれている内容

 

◆熱中症との出会い

◆どんなときに熱中症が起きるのか？

◆熱中症を疑う症状とは？

◆熱中症だと思ったらすぐに応急処置

◆熱中症になりやすい環境とは？

 

 

◆熱中症との出会い

私が中学1年生の夏の今頃、熱中症と出会いました。

サッカー部の友人が練習中に突然倒れたんです。

大丈夫か？大丈夫か？と声をかけても目が合わない。

先生が来てくれて、友人の頬を平手で叩いても意識は朦朧としたまま戻らない。

知識も経験もない中学生の私たちが見ても、友人がおかしくなってしまっているのがわかる。

なんだか怖くなった。

しばらくして救急車が来て運ばれていきました。

 

あの頃も確か急に熱くなったころ。

今と同じ状況だったと思います。

 

突然来た熱中症との出会いに恐ろしさを感じ、ビクビク怯えながらサッカー部の練習をしました。

 

 

 

◆どんなときに熱中症が起きるのか？

熱中症が怖いと怯えていても、なるときはなります。

誰でもなります。

でも、どんなときに熱中症が起きるのかわかっていたらある程度は安心感が生まれると思います。

 

熱中症がどうやって起きるのかを知ってできることから対策をしていきましょう。

 

私たち人間の体は、体内でいつも熱が作られています。

この熱を体の外に出すことで体温が一定に保たれています。

しかし、気温が上がったり歩いたりすることで筋肉でたくさんの熱が作られ体温が上がってきます。

体を動かしていなくても体温は上がります。

体温が上がると、体の表面に流れる血液量が増えて体内の熱を外に逃がしやすくなります。

血液が全身にいきわたるため一時的に血液が足りなくなり血圧が下がることがあります。

その時脳に十分な血液が送られず酸欠状態になりめまいや立ちくらみを起こしたり、意識を失うことがあります。（熱失神）

 

著しく体温が上昇するときは汗をかくことで熱を外に逃がします。

汗をかいて体内の水分を失ったまま十分な水分を摂らないと脱水症状を起こします。

脱水症状を起こしたままでいると全身倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛などの症状がみられるようになります。（熱疲労）

 

汗は血液から作られます。

汗が蒸発することで効率よく身体の熱を外に逃がし体温を下げています。

汗の中には電解質（イオン）が含まれていて汗をかくと水分だけではなく電解質も失われています。

汗で最も失いやすい電解質は血液中に最も多いナトリウム（塩分）です。

汗をかいたときに水だけを飲んで塩分を摂取しないと身体の中の塩分が不足します。

塩分は筋肉の収縮を調整する役割があるので、塩分が足りないと手足がつってしまったり筋肉のけいれんを引き起こすことがあります。（熱けいれん）

 

さらに体温が上がり体温を調整する働きが追いつかなくなると脳に影響が及び倒れたり意識の障害をきたすことがあります。（熱射病）

 

熱射病は、特に身体にとって非常に危険な状態です。

 

中学1年生サッカー部のころ友人がなったのが、熱射病です。

 

 

 

◆熱中症を疑う症状とは？

熱中症には体からサインが出ます。

めまい、失神、筋肉痛、筋肉の硬直、大量発汗、頭痛、不快感、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、意識障害、痙攣、手足の運動障害、高体温

これらのサインがみられたら熱中症になっているかもしれません。

 

 

 

◆熱中症だと思ったらすぐに応急処置

何かおかしいかも？熱中症かも？

本人が話せればいいですが、めまいで倒れてしまったり、意識が朦朧として痙攣を起こしてしまうことがあります。

できるだけ回りにいる人が異変に気付いてサポートしてあげましょう。

 

・本人の意識があるのか、ないのか確認する　意識がない場合は救急車を要請する

・自分で水分やナトリウム（塩分）が摂取できるか確認する

・涼しい場所へ移動する　服を緩める　体を冷やす

 

目の前で倒れた人がいたら迷わず、一声かけてあげましょう。

 

 

 

◆熱中症になりやすい環境とは？

熱中症になりやすい環境はこんな日こんな場所が多いです。

・気温が高い日

・暑くなり始めた時期

・湿度が高い日、室内

・風が弱い日

・日差しが強い日

・熱帯夜の翌日

・照り返しが強い場所

・熱いものがそばにある場所

・急に熱くなった日

・汗をかき慣れていない

・運動不足で体温変化がない

 

 

 

新型コロナでマスクをして外出することもあると思います。

他人にウイルスを移さないように、他人から移されないようにと皆さん必死になってマスクの着用を守っていると思います。

ですが、マスクを常に付けていることで熱中症になるリスクが高まっていることを忘れてはいけません。

 

自転車移動するときはマスクを外すとか、人と接近する場所や会話をするときにマスクをするとか、運動するときはマスクを外すとか、臨機応変に行動しても良いのではないかと考えています。

 

新型コロナに感染しなくても、熱中症の後遺症で悩まされるということのないように自分の健康は自分で守るように気を付けていきたいですね。

 

命は一つしかないですから。

 

 

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